Concept & Catalog

Intelligence for robots
that work in the field.

現場で動くロボットの頭脳。

RobotBrainは、SpaceBrainの空間知能を、現場で動くロボットまで拡張する基盤です。仮想空間で決めた構成と制御を実機へ渡し、現場の実測データで空間と構成を更新する。ロボットの導入から運用・学習までを、一つの仕組みでつなぎます。

01 — Concept

仮想で決め、現場で育てる

RobotBrainは、仮想空間で構成と制御を決めるSpaceBrainと、現場で動くロボットをつなぐ、接続・運用・学習の基盤です。仮想空間で検証した構成を実機へ渡し(Sim to Real)、現場の実測データを仮想空間へ戻す(Real to Sim)。この往復を回し続けることで、ロボットは現場で使うほど賢くなります。

SPACEBRAINEngine

仮想で決める

空間を生成し、物理・学習・評価で構成と制御を決める

  • 3D空間の自動生成
    衛星画像・BIM・点群から
  • 物理シミュレーション
    ロボットと現場の相互作用を再現
  • シナリオ・比較
    通常系と異常系を事前に計算
  • 画面・配信
    役割別の画面・映像

OUT検証済みの構成・制御方策・根拠

SpaceBrain カタログ
Sim to Real
構成・制御・安全条件
Real to Sim
実測ログ・差分・失敗
ROBOTBRAINExtension

現場で使い、育てる

機体をつなぎ、4つの用途で現場のロボットに使う

  • 導入前検証
    入れる前に、仮想で確かめる
  • 運用最適化
    動かしながら、計画を更新する
  • 学習データ
    AIに、現場を学ばせる
  • 訓練
    人を、仮想空間で育てる

OUT現場運用・実測データ・改善ログ

共通基盤 案件ごとのID・共通データモデル・アセット管理で、仮想と現場の成果物を一つの版管理に束ねます。
Demo Film

すべてのロボットに、ひとつの脳を。

見る・考える・動く・広げる。ロボットの視点での認識から、複数台による自律的な判断、現場での作業、数千台規模の同時シミュレーションまで、RobotBrainのデモをまとめた映像です。

One Brain for Every RobotSEE / THINK / ACT / SCALE1:24
02 — Evolution

ロボットが働ける空間へ

位置と形状に、物理・観測・学習・評価を重ねる。デジタルツインを、ロボットを導入前に試せる「空間知能」へと進化させます。

2DGIS

位置と属性を持つ地図

現場の位置と属性を網羅的に持つ、参照のための基盤。AIの進化により、あらゆる分析の土台として使われるようになりました。

次元
x, y
価値
データの網羅性
都市を上空から見た2Dの地図表現
3DDigital Twin

形状と外観を持つデジタルツイン

建物や設備の形状と見た目を精緻に再現するモデル。AIの進化により、生成と更新が効率化されています。

次元
x, y, z
価値
モデルの精度
高層ビル群を再現した3Dの都市モデル
4DSpatial Intelligence

AIと物理で、相互作用を生む空間知能

時間の軸と物理法則を加え、ロボットと現場の相互作用を再現する空間。ロボットを入れる前に試し、評価と制御までを担う、導入の土台になります。AIが進化するほど、強くなります。

次元
x, y, z, t
価値
評価・制御
浸水した街路をセンサーで確認しながら迂回する四足歩行ロボット

POINT2D・3Dは現場を映す地図。4Dの空間知能は、ロボットを入れる前に試し、評価・制御までを担う導入の土台です。

03 — Why RobotBrain

差がつくのは、現場への実装と運用

ロボットを買うだけでは、現場は変わりません。現場に入れて動かし、運用まで回せるかで成果が決まります。RobotBrainは、屋内の工場・倉庫から、屋外の施設・港湾・街区まで、ロボットの実装と運用を仕組みとして支えます。

01

現場生産性

Productivity
これまで

作業単位の自動化では、待ち・干渉・再調整が残る

RobotBrain

人・ロボット・設備を跨いで、現場全体を再計画する

02

熟練者依存

Expertise
これまで

異常時の判断や段取り変更が、経験者に集中する

RobotBrain

シミュレーションで複数案を比較し、判断を標準化する

03

ロボット投資効率

Investment
これまで

メーカー別の個別導入で、接続・運用の調整が都度発生する

RobotBrain

共通の仕組みで機種をまとめ、横展開の費用を下げる

04

データ資産化

Data Assets
これまで

成功・失敗の知見が、現場・案件ごとに散在して消える

RobotBrain

運用の記録を資産として蓄積し、次の現場・次の工程で再利用する

競争力の源泉は、ロボットの機体ではなく、現場に実装し、運用まで回せるかにあります。

04 — Use Cases

4つの用途で、現場のロボットに使う

導入前の検証から、日々の運用、AIの学習、人の訓練まで。同じ仮想空間と同じデータを、4つの用途に使います。

01
Pre-deployment

導入前検証

入れる前に、仮想で確かめる。

ロボットや車両の経路、干渉、必要な台数、充電や設備との連携を、導入前に仮想空間で確認します。

経路干渉台数設備連携
02
Operations

運用最適化

動かしながら、計画を更新する。

複数機種のロボットをまとめて管理し、実績をもとに日々の計画や点検ルートを見直します。

フリート管理日次の再計画点検ルート
03
Training Data

学習データ

AIに、現場を学ばせる。

現場を再現した合成データや模倣学習で、ロボットのAIを日本の現場環境に適応させます。

合成データ模倣学習VLA
04
Operator Training

訓練

人を、仮想空間で育てる。

遠隔オペレーターの操作や異常時の対応、新任者の教育を、実機を止めることなく仮想空間で行います。

遠隔操作異常時対応新任者教育
05 — Architecture

共通基盤に、現場データを載せる

中央の共通基盤は、産業を問わず同じです。産業ごとのデータ源を差し替え、4つの用途で現場のロボットに使います。

Data Sources産業ごとに差し替え
衛星・航空画像
現地測量なしで広域の3Dを生成
施設・空間データ
BIM/CAD・3D都市モデル・点群・図面
現場の稼働データ
IoT・人流・設備・ロボット・WMS/PLC
外部シミュレーター
水理・地震・気象・交通・電波
業務・制約
工程・運用ルール・KPI・法規
Platform産業を問わず共通
ロボット導入の共通基盤

時刻・位置・設備・ロボット・作業を一つのデータモデルに統合し、空間の生成からシミュレーション、ロボットとの接続・運用までを担います。

共通データモデル3D空間の自動生成物理シミュレーションシナリオ・比較画面・配信学習ループ
Robot Connectivity機種の違いを吸収し、4つの用途を現場の機体で実行する
Use Cases4つの用途
01
導入前検証
経路・干渉・台数・設備連携を仮想で確認
02
運用最適化
フリート管理・日次の再計画・点検ルート
03
学習データ
合成データ・模倣学習・現場環境への適応
04
訓練
遠隔オペレーター・異常時対応・新任者教育
Principle

既存のシステムは置き換えず、標準のデータモデルとAPIでつなぎます。専門的なモデルは外部のライブラリとして差し替えられるため、現場ごとの条件に合わせて柔軟に構成できます。

06 — How It Works

仮想で試し、現場で動かし、実績から学ぶ

RobotBrainは2つのループで動きます。導入前は、仮想空間で構成と制御を繰り返し改善し、合格したものだけを実機へ。導入後は、現場の実績を毎日モデルへ戻し、次の計画に活かします。

Loop 01 — Deployment Design

導入設計ループ

現場の課題を、空間・機体・訓練・評価へ落とし込み、導入前にロボットの構成と制御を反復して更新します。

01空間を理解

通路・棚・段差・作業地点から、ロボットが守るべき制約をつくる。

02仕事を分解

認識・把持・搬送・受け渡しなど、作業を単位に分ける。

03構成を選択

機種・台数・配置・役割の案をつくる。

04訓練・実行

仮想空間で現場を再現し、ロボットの制御を学習させる。

05結果を評価

処理量・完了率・衝突・待ち時間を測る。

06構成を更新

制御・配置・台数・分担を変えて、再び試す。

合格した構成と制御だけを、検証と承認を経て、RobotBrainで実機へ渡します。
Loop 02 — Field Learning

現場学習ループ

実機の走行・作業・異常を夜のうちにモデルへ反映し、翌朝には改善案が現場とロボットに届く。現場の実績を、翌日の計画に戻します。

  1. Evening
    データを締める

    走行・停止・作業・異常・ヒヤリハットを集め、時刻・位置・IDで統合する。

  2. Night
    差分を確認

    欠損や現場の変更を確かめ、現場責任者が反映を承認する。

    人の承認
  3. Night
    モデルを更新

    施設・作業条件、失敗シナリオ、ロボットの設定を更新し、版を残す。

  4. Night
    再検証

    標準・ピーク・障害時の条件で再実行し、改善案とリスクを抽出する。

  5. Morning
    改善案を配信

    推奨の動線・配置・手順・注意点を、現場とロボットへ届ける。

  6. Day
    実行と記録

    ロボットが計画を実行し、採用・却下の理由と実績を記録する。

人が判断するのは差分の承認だけ。ほかは自動で回り、翌日のサイクルへつながります。

Approach

導入の進め方

小さく仮想で試し、実環境で検証し、うまくいった型を横展開する。段階ごとに確かめる問いを変え、条件を満たしたら次へ進みます。

STEP 01
空間を再現し、計画を比較

計画の成立性を仮想空間で検証する

「この配置・経路で通れるか」

STEP 02
ロボットの仮想試運転

状況を認識し、動作を検証する

「見て、止まり、避けられるか」

STEP 03
現場で実行し、改善

実機で実証し、日次で学習・改善する

「現実でも成り立ち、良くなるか」

STEP 04
型を横展開

他の拠点・施設・産業へ広げる

「別の現場でも機能するか」

07 — Catalog

製品カタログ

センサーやロボットは、現場に置いてみるまで「どこが見えないか」「どこまで行けるか」「何台要るか」がわかりません。実在の街や施設を再現した3D空間に製品を置き、導入前に効果と課題を確かめるデモを紹介します。カードを選ぶと、デモの映像を再生できます。

映像はブラウザ上で動く簡易版のデモです。表示している現場名・機種名・数値は、すべて架空のサンプルです。

Coverage Twin のデモ画面
センサーカメラ
01

Coverage Twin

センサー・カメラ配置検証

課題死角による事故と、付けすぎによる費用増

倉庫や工場で、固定センサー(LiDAR・AIカメラ)をどこに何台置けば死角が最小になるかを、実際にレイを飛ばした結果で比べます。センサーを1台外したときに増える死角や、配置案ごとの費用も同じ画面で確かめられます。

Fleet Sizer のデモ画面
移動ロボット施設・インフラ連携
02

Fleet Sizer

倉庫の混在フリート検証

課題AMRの台数・充電器の置き場所・人との干渉

AMR・自動フォークリフト・作業者が同時に動く倉庫で、何台あれば出荷に間に合うか、どこが詰まるかを確かめます。台数を変えると、処理量のカーブと渋滞箇所がその場で再計算されます。

Vertical Delivery Twin のデモ画面
運営・サービス施設・インフラ連携
03

Vertical Delivery Twin

館内配送ロボットとエレベーター・ゲートの連携

課題階の移動での待ちと、人との取り合い

病院の配送ロボットがエレベーター・ゲート・自動ドアをどう使えば、配送件数と来院者の待ち時間を両立できるかを比べます。運行ルールや連携方式を切り替えて、1日の配送件数と待ち時間を評価します。

Sat-to-Patrol のデモ画面
移動ロボット空中ロボットカメラ
04

Sat-to-Patrol

衛星とロボットによるインフラ点検

課題点検員の不足と、優先度の根拠の弱さ

衛星InSARで測った地盤の沈下速度から点検すべき場所を抜き出し、四足ロボット・ドローン・点検員の巡回計画と撮影品質を事前に評価します。しきい値を変えると、優先エリアと点検ルートが組み直されます。

SDG Factory のデモ画面
カメラセンサー
05

SDG Factory

日本の現場向け合成データ

課題日本の現場向けの学習データが足りない

建設現場のデジタルツインで、照明・天候・資材・人物を変えながら、実際のカメラの画角で学習用の画像とラベルを自動で作ります。カメラの取付高さや俯角を変えると、期待できる認識精度も同時に変わります。

Remote Ops Dojo のデモ画面
運営・サービス
06

Remote Ops Dojo

遠隔オペレーター訓練

課題実機では異常を起こして訓練できない

夜間の商業施設で、警備・清掃ロボットに転倒者や不審物などのイベントを差し込み、遠隔オペレーターの初動を採点します。1人で何台までロボットを見られるかも示します。

Disaster Reach のデモ画面
移動ロボット空中ロボット施設・インフラ連携
07

Disaster Reach

災害時のロボット投入計画

課題災害の初動で、どの機体がどこまで入れるかわからない

地震と河川氾濫のあとの72時間を3D都市モデルの上で進め、UGVとドローンが届く範囲と、通信が届く範囲を時間ごとに示します。中継器を増やすと、未到達の地点がどれだけ減るかも確かめられます。

Physics Lab

物理実験

ロボットが荷物を受け取る・吸着して運ぶ・載せて止まる工程を、論文を参考にした縮約物理モデルで動かします。条件を変えたときに工程が成り立つかどうかを、力の釣り合いから確かめる実験です。

論文の制御器や学習済みモデルを再現したものではなく、実機での検証もしていません。パラメーターはすべて合成値です。

CatchLab のデモ画面
アーム
01

CatchLab

受け渡し工程の衝撃検証

課題受け取るタイミングや可動距離が変わると、衝撃を抑えられるか

同じ荷物・同じ接触材で、受け皿を止めて受ける場合と、落下に速度を合わせて受ける場合を比べ、最大接触力・反発・可動距離を確かめます。

SealLab のデモ画面
アーム
02

SealLab

吸着搬送工程の保持検証

課題偏荷重や吸着力の低下があると、どの吸盤から保持限界に近づくか

4 つの吸盤で箱を吸着して運ぶとき、重心と加速度で吸盤ごとの負担がどう変わるかを、速度優先の計画と保持余裕を考えた計画で比べます。

TipLab のデモ画面
移動ロボットアーム
03

TipLab

資材搬送工程の制動検証

課題荷物の高さ・張り出し・床の摩擦が変わると、止まれるか

荷物を持つ移動マニピュレータが坂道で止まるとき、接地荷重がどう変わるかを示し、転倒と滑りのどちらが先に起きるかを物理で切り分けます。

Consultation

機種の選定から、導入前の仮想検証、複数機種の組み合わせまで。対象の現場に合わせてご提案します。

導入を相談する
Catalog Specification

シミュレーションで使える機種データ

仕様表だけでなく、3D・物理モデルと接続方式まで揃えて機種を登録します。仮想空間での検証から実機の運用まで、同じ機種データを使います。

01基本

製品名・メーカー・カテゴリ・対応タスク・適用工程・屋内外

施設・工程・タスクの3軸で候補を絞る

02性能

寸法・重量・可搬重量・速度・稼働時間・段差・傾斜・防塵防水

通路幅・段差・積載が成り立つかを判定する

03知覚・接続

搭載センサー・測位方式・外部連携の方式・通信方式

機種の違いを吸収し、混在での運用を可能にする

04シミュレーション

3Dモデル・物理モデル・センサーモデル・デジタルツインへの適合度

仮想空間で試運転し、実機の前に課題を洗い出す

05安全・運用

安全規格・非常停止・人との共存・導入形態・保守

導入可否の判断と、運用ルールづくりに使う

08 — Contact

導入のご相談を受け付けています

対象の現場、検討中の機種、解決したい課題をお聞かせください。仮想空間での導入前検証から、現場での運用・改善まで、個別にご案内します。

Demo